インタビュー
2023/09/06
Instagramと広報紙の連動企画を実施。そして広報の電子化には+αの情報を! 埼玉県久喜市
カタログポケット(以下:カタポケ)でしか見ることができない広報取材時の裏話や、広報編集担当者によるコメント付きの画像スライドショーの仕掛けで、市民の方に楽しんで広報紙をご覧いただきたいです。と、埼玉県久喜市 市政情報課 広報広聴係の内田さまにお話を伺いました。
Q.
MCCatalog+およびカタポケを導入するきっかけや経緯について教えてください。
A.
市内の外国人住民は増加の一途を辿っており、日本語が母国語ではない方に対して市からどのように情報提供を行うか、ということは広報の課題の一つとなっていました。カタログポケットは多言語の自動翻訳と音声読み上げに対応しており、またブラウザでもアプリでも利用できる点で利便性の高いツールであると感じ、導入に至りました。
また、当市では広報紙の電子書籍化も推進しているところであり、カタポケを導入したことで広報紙をスマホなどで閲覧する手段が増え、また音声でもお聞きいただけるようになりましたので、住民の方にとっても各自のライフスタイルに合わせた方法で市からの情報を入手できるのではないかと考えております。
現在は毎月広報紙「広報くき」を10か国語で配信しているほか、防災ハザードマップなど、市民生活において重要な情報についてカタポケで配信しています。
Q.
カタポケのお気に⼊りの機能についてぜひ教えてください。
A.
カタポケの画像スライドショー機能を活用し、広報紙「広報くき」で「表紙(特集)にまつわるエピソード」を画像付きで紹介しています。
広報くきでは毎月特集を組んでおり、取材先で市民の方や関係者の方にお話を聞いたり、撮影をさせていただいておりますが、限られた紙面の中ではどうしても掲載を見送らざるを得ないものが出てきます。そういった、紙面の都合で掲載できなかったお話や写真、取材の裏話、採用には至らなかった表紙の別案などを、編集担当者によるコメント付きの画像スライドショーという形で公開しています。
私たちも少しゆるめの編集後記のような感覚で楽しく自由に作っていますし、広報紙作成の裏側も垣間見えますので、市民の方にもぜひ楽しんで読んでいただき、広報紙に親近感を持っていただけたらと思っています。
また、その他にも、当市では魅力発信として広報紙とインスタグラム連動企画を実施しており、インスタグラムに投稿していただいた久喜市にまつわる写真の中から、毎月3枚程度を選んでフォトニュースコーナーに掲載しています。
おかげさまで、毎月たくさんの素敵な写真を投稿いただいているのですが、やはりスペースの都合上どうしても写真を厳選しなければならないので、せっかくの素敵な写真たちが掲載から漏れてしまうのが非常に心苦しく…。そこで、掲載の候補に挙がった写真については、こちらも同じく画像スライドショー機能を使って紹介させていただいております。
Q.
今後活⽤していきたい場⾯があれば教えてください。
A.
多言語翻訳機能については、引き続き外国人住民に向けて広報紙を中心に活用させていただき、市内の日本語教室で紹介するなど、積極的な周知に努めていきたいと考えています。
また、庁内においても、手軽に多言語翻訳できるツールがあるということを改めて周知し、情報伝達手段のひとつとして活用を図りたいと思っています。
そのほか、スライドショーなどといった電子書籍ならではの拡張機能を有効に活用し、住民の方に親しまれる広報紙を目指してまいります。
ご紹介をいただきましてありがとうございました。
カタポケを活用した電子化ならではの+αの情報が、市民の方々によりSNSでも話題になったら嬉しいですね。
読んで楽しくなる広報紙としてカタポケを活用いただき、ありがとうございました。