インタビュー
2022/07/08
VTuberが市の魅力発信！？長野県中野市魅力発信VTuber「信州なかの」とは？
長野県中野市が発行する広報紙「広報なかの令和4年5月号」のカタポケ配信を見て衝撃が走った。
とても市の広報紙とは思えないデザインの表紙は、可愛らしいイラストとともにキャッチ―なコピー「これからも、なんしろ、おたのもしゃんす～！」とあった。
紙媒体ならまちがいなく手に取るだろう。しかしカタポケはデジタルブック。まちがいなくページをめくる。すると広報紙の特集面からあらわれたのは、市の魅力発信VTuber「信州なかの」ちゃんだった。
なにやらこの信州なかのちゃんが誕生して一周年を迎えたとのこと。そしてこれまでの信州なかのちゃんの活躍を振り返る1年間の歩みや、信州なかのちゃんのプロフィール、イラストレーターさんへのインタビューなどが、今回の広報紙の特集として掲載されていた。
そこで今回は、こちらの広報紙制作を担当されている中野市総務部庶務課、農業振興課振興係担当のお二方に、中野市魅力発信VTuber「信州なかの」ちゃんやプロモーションの取組みについてお話を伺いました。
Q.なぜ市の魅力発信にVTuberを？
新型コロナウイルス感染症の影響により、対面でのプロモーション活動が困難となっている中、こうした状況下でも本市農産物等のブランド化促進及び販路拡大を強力に推進するため、インターネットを活用したPRを実施することとしました。
YouTube、SNSなどを通じ本市農産物等の魅力を全国に発信することで、消費者の訴求力を向上させ、コアなファンを獲得できると考え、その手法の一つとして、若年層に対しリーチできると考え、VTuberを活用することとしました。
Q.取り組んだ反響などございましたらお聞かせください
YouTubeにおいて、18歳以上24歳以下の視聴者が一番多いことから、ターゲットとしている層へ効果的に情報発信が行えていると考えています。
昨年度は、YouTube、SNSに加え、FMラジオへの出演や海外向けの動画配信など様々な取り組みを通して、本市農産物等の魅力を発信することが出来たため、SNSへのコメントではご好評をいただきました。
また、５月上旬に広報なかので掲載された後、YouTube、各SNS（Facebook、Twitter、Instagram）のフォロワーが増加し、SNSでは「５月号の広報なかのが欲しい」と、コメントをして下さる方や、広報なかのを市役所へ直接お受け取りに来て下さる方もいました。
Q.今後、信州なかのちゃんに期待したいことはございますか
中野市の公認VTuberとして、今後はさらに認知度を上げられるよう頑張ってほしいと考えています。
認知度を向上できれば、中野市の魅力を多くの方にお届けできるようになるため、これからもYouTube、SNSの活動を中心に、様々な取り組みにチャレンジしながら頑張って欲しいと考えています。
ご回答をいただきましてありがとうございました。 若年層への情報発信を課題として掲げている自治体が多い中、信州なかのちゃんの情報発信により、YouTubeのアナリティクスでは18歳～24歳の閲覧率が一番多いことや、チャンネル登録者数の増加や各種SNSのフォロワー数の増加など、施策が成功した証拠ですね。
カタポケならYouTubeへのリンク設定も可能ですので、ぜひカタポケから信州なかのちゃんのチャンネルへリンク設定をしていただき、外国人の方を含めこれまで以上に多くの方に中野市の魅力発信につなげていただけましたらと思います。
信州なかのちゃんが登場する動画はコチラからご覧いただけます。
【＃01】はじめまして、信州なかのです！
＜インフォメーション＞
信州なかのちゃんが活躍するYouTubeチャンネル「信州なかの魅力発信Lab」はこちら
今回、取材にご協力をいただきました中野市農業振興課振興係の担当者さまより、信州なかのちゃんグッズのご紹介もいただきました。ぜひチェックしてみてください。
