活用事例
広報誌のデジタル化によって
その利便性と「つながり」を
さらに高める
一般財団法人 兵庫県学校厚生会
高橋専務理事
公立学校の教職員と、教育関係者を会員としている兵庫県学校厚生会は、資産・健康・住まい・旅行など、さまざまな福利厚生を提供しています。「MCCatalog+」とその専用ビューアアプリ「Catalog Pocket」を活用し、広報誌のデジタル化を推進することで、どのような課題解決につながっているのか、高橋専務理事にお話を伺いました。
配付コストなど紙媒体に感じていた限界
- 兵庫県学校厚生会・関係法人公式サイト「 スマイルポート」
-
― 兵庫県学校厚生会さんでは普段、どのようなことを意識しながら運営されていますか?
高橋様 私たちがとても大切にしているのが「つながり」です。当会と会員との「つながり」はもちろんのこと、会員同士の「つながり」も育みたいと考えています。
会員と当会をつなぐ効果的なツールが、広報誌やホームページ、メールマガジンといった媒体です。なかでも設立当初から発行している広報誌『ふれあい』は50年以上の歴史があり、私たちと会員のつながりを太く強固なものにしてきました。
― 広報誌による情報発信で、課題に感じていたことをお聞かせください。
高橋様 刷り上がった広報誌のお届けについて、現職会員には県内約1,600校の学校園を担当者が訪問し、各種手続きや相談ごとに対応しながら配付しています。また、退職会員には地域にお住いの退職教職員が、世話係として近隣の退職会員宅へ近況をお尋ねしながら配付しています。それにかかる労力や時間が、1つの課題となっていました。
また現職会員の皆さんは、コロナ禍も相まって多忙を極めています。ゆっくり広報誌を読んでもらう時間が少なくなっている点にも、懸念を感じていました。家に持ち帰って読んでもらえたらと思うのですが、なかなかそういう会員は少ない状況です。
紙とホームページをつなぐ強力なツールとして
- 高橋専務理事
-
― 実際に運用してみての感想をお聞かせください。
高橋様 現場の編集スタッフの作業は、専用ソフトにPDFを取り込むだけで、ほとんどの機能は自動作成されますが、それだけでは終わりません。「文字と文字の間に意図しないスペースが入っていないか」「文字の折り返しは適切か」などをしっかり確認しなければならず、いまはまだ予想以上に時間がかかっています。しかし、慣れの要素も大きいと感じているため、スタッフのスキルが上達すれば、負担はかなり軽減されると思います。
― 利用者を増やすために、どのような工夫をしておられますか?
高橋様 導入前には広報誌で先行告知をし、アプリのダウンロード方法やログイン方法について、画像を使ってわかりやすく解説しました。また、ダウンロードした会員にプレゼントが当たるキャンペーンも実施しており、広報誌やメールマガジンで伝えています。
2022年度は利用者拡大の重点期間と位置づけていますので、
今後も「Catalog Pocket」の便利な機能について紹介していきます。
― MCCatalog+に期待することをお聞かせください。
高橋様 ペーパーレス化促進の牽引役になってもらいたいですね。ペーパーレス化は経費削減だけでなく、環境保護の観点からも非常に重要となります。当面は、広報誌を中心とした運用を継続しますが、将来的にはチラシやカタログ等の媒体にも拡大していく予定です。
今後、「Catalog Pocket」利用者の更なる拡大を図り、情報発信の迅速化とデジタル化を進めていくうえで、広報誌等の紙媒体とホームページをシームレスにつなぐ強力な橋渡し役になってもらいたいですね。
-
兵庫県学校厚生会『厚生会だより ふれあい』は
『Catalog Pocket』で限定公開中です。
英語・中国語簡体字・中国語繁体字・韓国語・
タイ語・ポルトガル語にも対応しています。
- 兵庫県学校厚生会
- 公立学校の教職員や教育関係者といった会員の暮らしが豊かで安定するよう、資産・健康・住まい・旅行など、さまざまな福利厚生を提供している。
- 〒650-0012 神戸市中央区北長狭通4-7-34
TEL:078-331-9955(代表) - 兵庫県学校厚生会・関係法人公式サイト「 スマイルポート」