活用事例

地元向けのPRから、
観光の活性化を目指す。

公益財団法人 前橋観光コンベンション協会
観光推進課係長 藤田朱美様、渡邉しのぶ様

日本百名山の1つ、赤城山を北に望む「水と緑と詩のまち」群馬県前橋市。美しい自然、詩人・萩原朔太郎を生んだ豊かな文化など、さまざまな魅力を伝えるツールにMCCatalog+をご活用いただいています。地元住民とともに観光の活性化を目指す、前橋観光コンベンション協会観光推進課係長:藤田朱美様(写真左)にお話を伺いました。

インバウンド対応の最適化と、最新情報の継続的な発信のために。

  • ― MCCatalog+お知りになったのは、ツーリズムEXPOジャパンだと伺っています。

    藤田様 はい、ツーリズムEXPOジャパンのプログラムとして開催されていたセミナーを通じて知りました。当時インバウンド向けツールの整備を任されていたこともあり受講したんですが、先行して導入されていた埼玉県三芳町さんのプレゼンが素晴らしくて、お話を伺いながら「うちでも導入しよう」と心に決めました。

― やはりインバウンド対策が、決め手になったということでしょうか?

藤田様 インバウンド対策は、2つあった大きな課題のうちの1つです。国全体の方針としてインバウンドに力を入れるということがある一方で、前橋市は外国人観光客が特別多いわけではないため、対策をするにもコスト面がネックになっていました。時間とお金の両面から翻訳にかかるコストが抑えられて、かつ予測が立てにくい印刷部数に頭を悩ませなくてもいいことに大きなメリットを感じました。

― もう1つの課題についても教えていただけますか?

藤田様 長い間悩みのタネであった「最新情報の継続的な発信」が2つ目の課題です。印刷した瞬間から情報が古くなっていくということは、ある種仕方のない「印刷物の宿命」ではあるんですが、印刷物と同じ体裁を保ちながらこの課題を解決できる点は、大きな魅力だと感じています。

前橋の観光活性化を目指し、地元が一丸となるきっかけに。

  • 「広がりはじめてきた実感はあります」と藤田様。
  • ― ご紹介から運用開始までわずか5カ月というスピード導入でした。実際に導入してみて、どのような反響がありましたか?

    藤田様 導入からまだ日が浅いためユーザーからの目立った反応はありませんが、市内の文化施設などから広報物掲載の依頼がきたり、市でも導入し広報紙を掲載したりという動きが出てきています。

― そうなると、観光客の方よりも早く、地元の方に普及するかもしれませんね。

藤田様 はい。ただ、それは観光にとっても好都合だと考えています。観光客の方が初めての土地でパンフレットから行きたいところを選ぶのって、意外と難しいんじゃないかと考えていて。外から友人が遊びに来たときなどに地元の方が案内するときに利用する方が、このツールのよさを存分に発揮できると思っています。

― なるほど。「地元を案内して」と言われて、困っている方は意外に多い気がします。

藤田様 そうなんですよね。困ったときに思い出してもらえるのはこちらとしても嬉しいし、どんどん地元に詳しくなることで「いろんな人を招待したい」というふうに思ってもらいたいんですよね。

― 地元の方を接点にするというのはおもしろいアイデアだし、広がりもありそうですね。

藤田様 商工会議所など、地元事業者さんたちとともに観光イベントを運営することも多いのですが、日々変わるイベントマニュアルなどを常に最新の情報で共有するのは、プリントアウトした資料だとなかなか難しいと感じていました。しかしそれも、Catalog Pocket(通称:カタポケ)を限定公開設定にして使えば解決できてしまう。こんな隠れた機能も活用しながら、たくさんの地元の方にカタポケを使っていただき、一緒に前橋の観光を盛り上げていきたいですね。

  • まちたび まえばし

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  • まちたび まえばし
公益財団法人 前橋観光コンベンション協会
公益財団法人 前橋観光コンベンション協会
地域経済の活性化や文化の向上、国際相互理解の増進を目指し、観光客誘致のみならず、学術・文化・スポーツなどを通じた交流機会創出にも精力的に取り組んでいる。
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